「腰痛症」・「慢性腰痛」で苦しまれている方は近年多くなっています。

 

検査をしても異常が見つからない…

ジッとしている時や寝ている時に腰の痛みが強くて…

動いている時の方が痛みが楽になる…

普通の腰痛とは違うけど痛みが強い「腰痛症」「慢性腰痛」
 
実は「骨以外に原因がある場合」も多いんです。
 
「原因不明の腰痛」を改善していきましょう。
 

「腰痛症」・「慢性腰痛」とは

腰部に痛みや疲労を覚えてから「3か月経過後も持続している腰痛」「慢性腰痛」と言います。
 
「慢性腰痛」は「腰痛症」の1つになり「長く持続する腰痛」「くり返しおこる腰痛」になります。
 
一般的に「腰痛症」がおこるのは

・腰部への過重な負担(骨への負担)
・筋肉や筋膜の損傷や筋肉疲労
・加齢
 
などの「骨」「筋肉」が原因と言われるものによる症状と言われていました。

「骨」が原因とする病名としては「腰部脊柱管狭窄症」「腰椎椎間板ヘルニア」など。

「筋肉」が原因とする疾患としては「坐骨神経痛」「梨状筋症候群」などがあります。
 
「骨」や「筋肉」が原因の方は疾患別でご説明していますので、そちらもご参考にされて下さい。
 

「腰痛症」・「慢性腰痛」の原因

「骨」や「筋肉」が原因の場合とそれ以外の場合、2つに分けて考えていきます。
 
「骨」や「筋肉」が原因の場合はその言葉の通り「骨がもろくなる」「筋肉が疲労する」「炎症をおこす」などの状態です。

「骨」や「筋肉」以外の原因としては
 
・血流
・自律神経、ストレス
・内臓

などです。

この中でも「血流」「自律神経、ストレス」からきている腰痛が近年多くなっています。

「血流」や「自律神経、ストレス」でおこる腰痛は「食べ物(脂物や白砂糖)」「動かない仕事が増えている(デスクワークなど)」「ストレス社会」などが原因です。

「腰痛症」・「慢性腰痛」の症状

基本的な症状としては「腰が痛い」「腰が重い」などの症状になります。

ただ痛みの症状は原因により変わってくる事が多いので、原因別で説明していきますね。

「骨」や「筋肉」が原因の時

基本的には「身体を動かした時に痛みが出る」事が多いです。
 
動く事で「骨」「筋肉」が傷ついたり、疲労をおこします。

「骨」や「筋肉」の傷や疲労が「炎症」に繋がります。

血流が原因の時

症状としては、

・寝返りをうつと痛い
・デスクワークをしていると腰が重い
・お酒を飲むと痛みが強く出る

などになります。

「動いている時に楽になり、じっとしていると痛い」という方が多いです。
 
また血流が悪くなる「アルコール」で顕著に痛みが強くなる方もいらっしゃいます。

自律神経、ストレスが原因の時

痛みを軽減する時に脳や大脳・脳幹から痛みを和らげる「セロトニン」「γアミノ酪酸(ギャバ)」「エンドルフィン」などの痛みを押さえる物質が分泌されます。
 
ストレスを受けると脳の働きが低下する事で「セロトニン」などの「痛みを押さえる物質」が分泌されずらくなり、痛みを感じやすくなるのです。
 
その為「ストレスがかかりやすい状況で痛みが出る」、逆に「緊張がほぐれた瞬間に痛みが出る」という方が多くなっています。
 

「腰痛症」・「慢性腰痛」の漢方薬

症状と同じように原因により漢方薬も変わってきます。
 

「骨」や「筋肉」が原因の時の漢方薬

骨からきているのか筋肉からきているのかで漢方薬は変わってきます。
 
「骨」が原因の場合、

・骨がもろくなっている(骨粗しょう症)
・骨が傷ついている

という可能性が高い為、「骨の代謝を上げる漢方薬」「ミネラルを増やす漢方薬」を使う事が多いです。

「筋肉」が原因の場合は炎症がおきている可能性が高い為、「痛みを取る漢方薬」で炎症を沈めていきます。

血流が原因の時の漢方薬

血滞と言われる「血流の巡りが悪くなっている状態」になりますので「血流を良くする漢方薬」を使っていく事が多いです。
 
ただ「痛み」が出ている場合は炎症がおきている可能性も高い為、「痛みを取る漢方薬」も併用していく事が多いです。
 

自律神経、ストレスが原因の時の漢方薬

「ストレスを軽減する漢方薬」「自律神経を調節する漢方薬」を使っていく事が多いです。

また「骨」や「筋肉」、「血流」が原因で痛みが出ている場合、脳で痛みを感じています。

改善過程で身体は良くなっているのに「脳が痛みを感じている状態」の事もあり、その場合は「ストレスを軽減する漢方薬」「自律神経を調節する漢方薬」を最後に使う事が多いです。

腰痛症・慢性腰痛の症例

症例①(昭和23年生 女性)

 
こんにちは。
今日の患者さんは、慢性腰痛の方になります。
 
腰の痛みが気になり、こちらにご相談に来られました。
 
病院で検査をした所、特に目立った障害は出ていないとの事。
症状としては、寝ていても歩いていても腰が痛く、特に上を向いて寝るのが一番きついとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①骨の代謝を上げる漢方薬
②痛みを取る漢方薬
③ミネラルを増やす漢方薬
 
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から6ヶ月、冬場に悪化していた腰痛も今年はほとんどないとの事。
ただ、きつい姿勢を長時間続けた時は痛みがあるとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から10ヶ月、ある程度無理しても痛みが出ないとの事。
快適に過ごせているので嬉しいとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から1年3ヶ月、寒くなると少し痛む時があるが痛みがない時がほとんどとおっしゃっていました。
調子良く過ごしているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から1年5ヶ月、寒さがあると痛みがあったので心配していたがほぼ出る事なく過ごしているとの事。
順調に過ごしているとおっしゃって頂けました。
 
検査しても異常がない時の痛みが一番やっかいになります。
 
身体の痛みも改善が見られているみたいなので安心いたしました。
引き続きこの調子で改善が見られていくと良いですね。
 

症例②(昭和60年生 男性)

腰の痛みが気になりご相談に来られた方になります。
 
病院での検査は特に異常なし。
 
症状としては、「座っている時」「横になっている時」に痛みが強く、「腰が重だるい感じ」になってるとの事でした。
 
じっとしている時に痛みが強い為、血流が原因だと考えられます。
 
漢方の種類としては、「血流を良くする煎じ薬」を1種類出させて頂きました。

漢方服用開始から2ヶ月、前よりも腰のだるさが改善しているとの事。
長時間座っているときつくなってくるが、前よりも調子が良いとの事でした。
一番の変化は、「湿布を貼らなくなった事」とのでした。

漢方服用開始から4ヶ月、今年は寒くなっても調子が良いとの事。
例年は「長時間座る事で」調子が悪くなっていたとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から6ヶ月、痛みが出る事がなくなったので今回で治療を終了させて頂きました。
 
体質改善までにはもう少し時間がかかるのですが、ご本人様の希望により治療を終了させて頂きました。
血流が原因の為、「お風呂に入る」「運動をする」などの血流を良くする効果のある養生法は続けて頂くようにお伝えしました。
 

 
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
患者さんの声 慢性腰痛